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断熱・気密と換気

室内の空気環境を快適に保つためには、熱を逃がさない断熱性と、隙間風を侵入させない気密性に優れた住まいであることが必要不可欠です。リパーロは、改正省エネ法(平成25年基準)にいち早く対応した高断熱性能と、業界トップクラスの高気密性能により最高級の住み心地を実現しました。

新たな断熱基準(平成25年基準)でも、リパーロは標準仕様で「UA値=0.50W/m2K※」を達成。
寒冷地である東北北部の断熱基準をクリアしています。
※国交省省エネ基準判定モデルプラン、開口率26.8%、120.07㎡の場合

平成25年の省エネ基準の改正により地域区分の変更や断熱基準の見直しが行われ、従来使用されていたQ値(熱損失係数)に代わる新たな断熱性能の指標として、建物の大きさや形の影響を受けにくいUA値(外皮平均熱貫流率)が導入されました。UA値は家全体からの熱の逃げやすさを表す指標で、数値が小さいほど高断熱住宅であると言えます。外張断熱工法のリパーロは、寒冷地である東北北部(青森・岩手・秋田)の基準値を上回る高い断熱性能「UA値=0.50W/㎡K」を標準仕様で実現しました。

◎お客様のご希望により、1・2地域に対応するW断熱仕様にグレードアップすることも可能です。

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隙間風の侵入を防ぐ高気密性能が計画換気を有効に機能させます。

快適な室内空気環境を実現するためには、隙間風や漏気による不安定な空気の流れを抑え、計画的に空気の流れと量をコントロールすることが必要不可欠です。私たちの住む地域に必要な気密性「C値=5.0cm2/m2」程度だと、給気口から計画通りに取り込める外気の給気量は全体の20%を下回り、残りの80%以上は隙間風として室内に侵入します。また、大手プレハブ住宅が施工する充填断熱工法の場合は、寒冷地域に必要な気密性「C値=2.0cm2/m2」程度は満たすものの、計画通りに取り込める外気の給気量は全体の35%以下にすぎません。「C値=0.6cm2/m2」の高い気密性を誇るリパーロは、空気循環の妨げとなる隙間風の侵入が非常に少なく、60%以上の給気量を計画的に取り込むことができるので、計画換気が有効に機能します。

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外は自然換気、中は計画換気。

リパーロは、室内では計画換気、外壁と内壁の間に設けた通気層内では自然換気を採用しています。軒や基礎部分から入り込んだ温かい昼間の空気は、通気層内で生じる上昇気流を利用して、屋根の天頂部から排出されます。また、下から上へ向かう空気の流れが繰り返されることで、断熱材や構造体に溜まった熱や湿気も同時に排出されます。このような通気による自然換気と室内の計画換気が互いに独立して機能することが、快適高気密空間の実現には重要です。

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​コラム

高気密な住まいを活かす第一種換気

空気質を良質に保つには、計画的な換気が必須です。気密性が低く、隙間風の多い家は室温が変化しやすく、換気量にもムラが出やすくなります。高気密・高断熱性能に加え、第一種換気を備えたリパーロなら、空気の流れと量、温度をコントロールし、上質な空気環境を保ちます。

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リパーロでは

全邸C値測定を行い、高気密住宅であることを確認しています。

C値(相当隙間面積)は、建物完成後に計測する気密性能の値です。リパーロでは、建物完成後に全邸C値測定を行い、C値=0.6cm2/m2以下であることを確認しています。

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リパーロ実邸平均データ
C値=0.49cm2/m2 (最高数値:C値=0.26cm2/m2)

断熱・気密と換気

換気システム

優れた気密・断熱性能を持つリパーロは、自然の力を生かしながら熱交換・湿度交換、及び計画的な換気を可能にする換気システム「エコ・アックス」を採用。夏涼しく、冬暖かい新鮮な空気を家じゅうに循環させることで、一年中健康で快適な室内環境を実現します。

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計画的な換気と湿度の交換を可能にする「エコ・アックス」(全熱交換型第1種換気システム)

「エコ・アックス」は、屋外給気口から取り入れた外気を清浄し、床下の全熱交換型気調ユニットで熱交換・湿度交換することで、夏涼しく、冬暖かい上質な空気をつくり出します。その上質な空気は床下から室内給気口を通って家全体に行きわたり、一年中快適温度・快適湿度に包まれた心地よい空間を実現します。

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熱交換率80%で省エネルギー化を実現。熱の排出ロスを軽減し冷暖房費を抑えます。

全熱交換型気調ユニットは、冬場には温湿度の低い外気と暖かい室内排気の間で熱交換を行い、熱と水蒸気を回収した暖かい新鮮な空気を室内に取り入れます。また、夏場には温湿度の高い外気と涼しい室内排気の間で熱交換を行い、熱と湿気を排除した涼しい新鮮な空気を室内に取り入れます。このように、通常換気する際に排出される室内空気の涼しさや暖かさを再利用するため、エネルギーロスが少なく経済的です。

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「エコ・アックス」は、第1種全熱交換換気システム(強制給排気)と第3種換気システム(自然給気・強制排気)の両方の機能を兼ね備えています。
室内外の温度差が小さい春秋期は、外気温を温度センサーが感知して換気方式が第3種換気に切り替わるハイブリッド式。
ランニングコストを抑えた省エネルギー換気システムの稼動で
さらに経済的です。

気候の良い春秋期はハイブリッド運転でランニングコストを抑えます。

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外気をきれいにして、新鮮な空気だけをお部屋の中に取り込みます。

外気を取り込む時、「高性能フィルター」によって空気中に含まれる花粉を99.8%除去。また、PM2.5を98%除去し、アレルギーを引き起こす原因や、ホコリのもとになるゴミやチリなどの汚れもしっかりカットします。一年中、新鮮な室内空気に包まれるため、花粉症やアレルギーに悩まされることも少なくなります。

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リパーロでは

最適な湿度を維持することで、素材にこだわったデザイン性豊かな空間づくりを可能にします。

部屋のデザインを大きく左右する内装材は、室内の湿度と密接に関係しています。計画的に換気が行われていない住宅では、室内の空気の流れが滞ることで湿度が上がるため、部屋の隅に結露が発生しやすい環境となります。それはやがて内装材の腐食やカビ・錆などを引き起こします。また、塗り壁などの自然素材は、過乾燥によって、剥がれたりひび割れたりしてしまうので、実際には選択できる内装材の種類がかなり制限されてしまいます。
計画的な換気が有効に機能する高気密住宅のリパーロなら、室内が適切な湿度に保たれているため、素材の特性にとらわれることなく好きな内装材を自由に選ぶことができ、デザイン性豊かな住空間を実現することが可能です。

換気システム

結露防止

住まいに関わる健康被害の原因の一つに挙げられるのが結露です。結露はカビ・ダニの発生要因となり、アレルギー性皮膚炎・小児喘息・アトピー性皮膚炎などの病気を引き起こします。外張断熱工法のリパーロは、室内及び大切な構造部材を含む壁内の結露発生を防止することで、健康的な住まいを実現しています。

壁内結露のメカニズムを徹底追求。結露が最も発生しにくい構造です。

目に見えない、壁の中で起こる「壁内結露」。充填断熱工法を用いた一般木造住宅の場合、室内の温かい空気は壁の中で徐々に冷やされ、壁内で露点を迎えます。露点に達すると空気中の水蒸気は結露となって壁内に溜まります。一方、外張断熱工法のリパーロは、建物全体を外側から断熱材で覆うので、壁の中で空気が冷やされることはなく、壁内結露が発生しません。また断熱材の材質の点から見ると、充填断熱工法に用いられる繊維系断熱材の場合、繊維中に水蒸気が溜ってしまいますが、リパーロの外張断熱工法に用いられる発泡系板状断熱材は、耐水性に優れた板状の固形物であるため水蒸気を跳ね返し、断熱材に結露が発生することはありません。

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​コラム

結露発生のメカニズム

空気中に含むことが可能な水蒸気の量は温度によって変わります。温度が高いほど空気中に多くの水蒸気を含むことができ、温度が低いほどその量は少なくなります。ある温度の空気中において、これ以上水蒸気を含めない状態を飽和状態(相対湿度100%)といい、この時の空気の温度を「露点」といいます。露点より温度が下回ると、空気中に含むことができなくなった水蒸気が水滴となって表れ、これが「結露」となります。

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​コラム

壁内結露のリスクを生むグラスウール断熱施工

充填断熱工法で使用される袋入りのグラスウール断熱材は、タッカーで留めやすくなっているため、断熱材を奥に押し込んで施工するというケースが見られます。この時、壁内に隙間があると室内と壁内の間に温度差が生じ、壁内結露が起こります。壁内結露をそのまま放置しておくと、湿気を吸ったグラスウール断熱材は重みでずり落ちてしまい、断熱材自体の機能を果たさなくなってしまいます。さらに、ビニールクロスの裏側に発生・繁殖するカビや腐朽菌が構造躯体を腐らせてしまうことで、住まいの強度や耐久性の低下を引き起こします。

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