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「バスの駅」西大手筋

 

 

 

老舗酒造・月桂冠が、創業380周年の地域貢献事業として行った、伏見区西大手筋バス停の拡張工事。

このプロジェクトコンペに私たちのデザインが採用された。

 

酒造りには欠かせない清涼な水がデザインコンセプト。

道路を水の流れに見立てて足元には小端立てにした瓦で波紋を描き、ガラス張り屋根の木製格子の間からやわらかな光が漏れるバス停は、水辺の憩いの場をイメージしている。

夜には壁の格子裏の間接照明がバスを待つ人々を浮かび上がらせ、物語性を感じさせる影絵のスクリーンとなる。

 

 

■月桂冠が敷地の一部を市に提供。ゆとりあるスペースに、曲線を描く優美なバス停を創作

■伝統的な意匠をモダンにあしらうこと、そのデザイン性とバス停としての機能性を融合させた

■照明の色を、電球色から、白、水の青、月桂樹の緑へと変化させる安らぎの演出も

RIPARO WORKS
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